屋久島 白谷雲水峡

2015年5月 管理棟→弥生杉→奉行杉→太鼓岩→辻の岩屋(往復)

白谷雲水峡は屋久島らしい苔のきれいな渓谷。「もののけ姫」の森のイメージとなった場所としても有名です。樹齢を重ねいろいろな形をした屋久杉に出会える場所のひとつでもあります。コース終盤には、展望抜群の「太鼓岩」や大きくせり出した「辻の岩」があり、見どころ満載です。隅々まで歩くと7時間位の行程になります。徒渉が数カ所あるので、大雨の時は注意しましょう。

白谷雲水峡の管理棟

この日は雨天予報なので、白谷雲水峡のトレッキングへ。※大雨の時は要注意です。

屋久島のユズリハ

ユズリハ(譲り葉)という樹木です。名前の由来は、新しい葉が出てから古い葉が落ち、世代が絶え間なく続くことから。縁起の良いものなんだそうです。写真で分かりますか?新しい葉っぱは明るいグリーン、古い葉は濃いグリーンのツートンカラーになってます。カシワの葉が縁起物として使われるのと似てます、面白いですね。

屋久杉二代大杉

「二代大杉」と名付けられた屋久杉です。一度切られた切り株に新しい杉が育つ「切り株更新」です。白谷雲水峡は、こういった様々な形をした杉を多く見ることができる貴重な場所です。しかし、どうして「変わった形の杉」が多く残されているのでしょうか。実は、形の整っていない杉は木材には向かず、江戸時代行われた大量伐採の対象にならなかったそうです。あの「縄文杉」も形が複雑なので伐採を免れました。

屋久島のヒメシャラ

倒木を包み込むように生える「ヒメシャラ」。崖崩れの後などにいち早く成長するパイオニア的な性質があるので、急斜面に生育することが多いです。このように巻き付く性質があるので俗に「しめ殺し植物」(T_T)とも呼ばれています、もっと良い呼び方なかったのかな。。。

屋久杉三本足杉

根が三股にわかれた三本足杉。ここ屋久島では三本足の屋久杉を良く見かけます。根が成長した結果、幹を押し上げたのか、それとも土が流されて根が露出してしまったのか、といろいろ想像を巡らせます。屋久杉の生きる長い歴史の中で色々なことがあったに違いありません。

屋久杉二代くぐり杉

「二代くぐり杉」と名付けられた切り株。屋久杉は巨大化する過程で古い内部は腐ってしまいます。年輪がないので樹齢を数えるのは簡単ではなく、放射性炭素を使った測定法で推測するそうです。

白谷雲水峡のリンゴツバキ

コケの上に椿の花。ヤブツバキかとおもいきや「リンゴツバキ」なる植物でした。確かにリンゴサイズの黒くて硬い実が落ちてました!(写真撮り損ねました・・・)

屋久島でよく見かけるアリドオシ

屋久島でよく見かける「アリドオシ」。トゲトゲでシカなどに食べられないように身を守っています。「アリしか通り抜けられない」ことが名前の由来だそう。昨年モッチョム岳の登山道にもたくさん見かけました。チクチクしますが毒はないのでご安心を。

もののけ姫モロー族の住む岩屋

今回のコースの終点「辻の岩屋」、ものけ姫の中では「モロ一族の住む岩屋」です。大きくせり出した岩は、雨天の時の休憩適地ですね。

屋久島のサクラツツジ

花崗岩の割れ目を豪快に流れ落ちる「飛流落とし」。 随所に咲く「サクラツツジ」が綺麗でした。
自然の深みと太古からの時の流れを感じるトレッキングでした。